結婚指輪は安かろう悪かろう

安かろう悪かろうの結婚指輪

大変残念なことですが、結婚指輪の世界は「安かろう悪かろう」がまかり通っています。値段が安い結婚指輪は意外と多く、探せば1つ1万円台で購入できます。しかし1万円は1万円のクオリティとなっており、安っぽく耐久性に難があるものも見られます。
結婚指輪は、短く見積もっても60年は使う大切な物。人によっては事情があるため、予算に限りはあるでしょう。そこで、安い結婚指輪でも安心できるものについて、掘り下げてみました。

素材に注目

まず目をつけたいのが、使われている素材です。結婚指輪の多くは、プラチナで出来ています。プラチナは希少価値が大変高く、将来的に枯渇するとまで言われているほど。しかし需要は高く、指輪だけでなく精密機械にも必要不可欠な存在。値段が高くなるのは、必然と言えるでしょう。
でも素材が変わるだけで、値段は数万円ほども動きます。同じブランド・同じデザインでも、ピンクゴールドになると値段は3/4まで下がるのです。プラチナと似ている素材としては、ホワイトゴールドやステンレスなどもあります。

シンプルなデザインは高級ブランドでも安い

デザインにも注意が必要です。結婚指輪のデザインが凝っているものであればあるほど、値段は安くなります。例えば1つ数百万円の結婚指輪を取り扱っているブランドであっても、シンプルなデザインの指輪なら10万円未満で購入可能。
結婚指輪は日常的に使うものになるので、シンプルなデザインが好まれる傾向にあります。メンズであれば尚更でしょう。ただシンプルになればなるほど、安っぽさも出て来るので要注意。

メンテナンスができない

値段の安い結婚指輪で気を付けたいのが、メンテナンスです。指輪だけに限った話ではなく、他のアイテムにも言えることですが、長く使うにはメンテナンスが必要です。ブランドの場合はアフターサービスが充実しており、指輪に万が一のことがあっても問題なし。
でも安い結婚指輪の場合、購入したら終わりです。指輪のアームに傷などがつけば、自力で何とかするしかないのが現状。トータルコストを見ると、安い結婚指輪の方が高くつくかもしれません。