国によって文化は違います
所変われば文化も変わる。当然ですが、結婚指輪の捉え方も変わります。愛の深さについては、世界共通です。ところが指輪そのものの考えやしきたりについては、国によって大きく変わります。
場合によっては、日本では当たり前でも海外では非常識なんていうことも。国際化の時代だからこそ、しっかりと捉えておきましょう。
世界の結婚指輪はゴールドが主流
結婚指輪と聞くと、真っ先に思い浮かぶのはプラチナの指輪でしょう。しかし海外においては、プラチナではなくゴールドが結婚指輪の主流となっています。もし信じないとおっしゃるのならば、ハリウッド映画を参考に。多くの既婚者の左手薬指には、ゴールドの結婚指輪が光っている筈です。
ゴールドの結婚指輪が使われる理由については、諸説はあります。古に残る記録によれば「花婿から花嫁に金の指輪が贈られた」と、記されていました。記録が関係しているかどうかについては、正直なところは分かりません。ただ、ゴールドの結婚指輪が海外で主流になっている点においては、言い逃れのできない事実です。
右手や足にはめる国もある
結婚指輪と言えば、左手薬指にはめるのが当たり前になっています。ところが国よっては、右手に結婚指輪をつける所も。ドイツ・オーストリア・ポーランド等では、結婚指輪は右手につけています。聖書において右手は「正義」と「権力」が、宿るとされているからです。
ところが右手に結婚指輪をつける国であっても、人によっては左手薬指につける場合も。神様やどうとかは関係なく、単なる利便性によるものです。
左手のタブー
インドや一部の東南アジアでは、結婚指輪は手ではなく足にはめます。足にはめる理由についても諸説はあり、絶対的なものはないのですが。足にはめるのも、宗教が関係しているからという見方は強く出ています。宗教によって左手は、良くないものという認識があります。左手で握手・左手で物を渡す・左手で料理をするのは、失礼な行為に該当する場合も。
自分の常識は、世界の常識とは違います。1つの型にとらわれず、柔軟に物事を考えたいものです。